吉田ヒデヒト農園





~えごま収穫から搾油依頼までの注意事項~

1)えごまの収穫は、株全体の葉の3分の2が黄色くなった頃が目安です。房を取ってポンポンと手のひらで叩いてみて、熟したえごまの粒がでてくるかどうかチェック。(すべての房から出てこなくても刈り取り後、ある程度は追熟します。)

2)刈払機又は鎌でえごまの株元を刈ります。量が少ない場合は、ビニールハウスなど雨のあたらない場所へ。量が多い場合は、畝の上にそのまま寝かせて1週間程度乾かします。

3)再度、房から熟したえごまの粒が出てくるかチェック。よく乾いていて、よし!となったらいよいよ脱穀です。この状態のえごまは脱粒しやすいため、持ち運ぶ際には十分ご注意ください。

4)脱穀は、斜めに立てかけた板に叩きつけて行います。その際にテントやタープを立てて、三方を布やメッシュの網で囲うとえごまの実が飛び散りません。

5)脱穀したえごまにはたくさんのごみや葉っぱが混じるので、ざるや目の粗い網などで大体を取り除きます。(ごみがたくさん入っていると乾きにくいのでおすすめしません。)

6)えごまの実はすぐにゴザや網、ブルーシートなどの上に広げ、それから1週間程度乾かします。湿気がたまる場所などには置かないように!

7)実が乾いたら、唐箕にかけ、細かいごみや草の実などを取り除きます。

8)唐箕が終わったら水選です。大きなタライなどにえごまの実を入れ、水で優しく、サッとかき混ぜる程度ですくってください。実が水を吸ってしまうので、長時間水につけないこと!このときに泥などの汚れがとれ、小さな石なども下に落ちます。

9)水選し終わったら、水の上のほうに浮いているえごまの実をすくいます。えごまの場合、良い実は上に浮いてきます。沈んでいるものは使えませんので、注意!

10)すくった実は、再度、網やシートに広げて乾燥させます。(当農園では早く水分を飛ばすために、水選した実を丈夫な洗濯ネットに入れ、洗濯機の脱水コースで脱水した後に広げます。)

11)しっかりと乾燥させるのが大事。しかしえごまは熱にとても弱いので、30℃以下で乾かすのが質の良いえごま実をつくるポイントです。室内で乾かすのなら、除湿機などを用いるのが良いでしょう。

12)ここで水分を10%以下にすること!(それ以上の水分で袋に入れるとカビが発生します。)良く乾燥していれば、手で触るとサラサラ、食べてみるとカリカリ・プチプチとした食感で、美味しい油がじゅわっと出てくるのが分かります。

えごまの質は乾燥状態によって大きく左右されます!

13)すぐに搾油所に発送する場合は米袋に。長期保存する場合は、『ネルパック』のような穀物保存袋に入れて、冷暗所で保管してください。

おつかれさまでした!!

≪↑ここまでが、生産者様にやっていただくことです↑≫

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【↓ここからは当農園にお任せください↓】

14)搾油所にえごまの実が到着しましたら、すぐに開封し、実の状態と乾燥具合をチェックします。この際の水分は10%以下であること!

次の場合は搾油をお断りしていますのでご注意ください。→(実の水分が10%以上の場合、持ち込まれた時点ですでにカビが発生している場合、酸化している場合、汚れや石などの混入が目立つ場合等)搾油機械の保全のため、身体に良く美味しい油の品質を保持するためです。ご了承ください。

15)いよいよ搾油!えごまの本場・韓国の専用圧搾機で600kgの圧をかけてじっくり丁寧に搾油します。

16)出てきた一番搾りの油をビン詰めして、完成!!お客様のもとへ発送致します。身体に良く、風味豊かな油をお楽しみください。

 

●他の資料もぜひご参考にされてください。

  • 日本エゴマの会編『エゴマ~つくり方・生かし方~』創森社、2003年。
  • 農山漁村文化協会編『エゴマ―栽培から搾油、食べ方、販売まで―』2009年。